私がよく参考にさせて頂いている〝大知昭名人〟の最近の釣り動画で、遠投性やエサ取り回避の観点からオキアミ無しで釣りをしている様子を拝見しました。
確かに私もこの時期は練り餌メインの付けエサになるので、オキアミとの同調よりもペレット等撒き餌の中にある具材と同調させた方が食いを誘発できると思いますし、そもそもこの時期は着水音や濁りで魚は寄ってくるので、余計な餌とりを集めないためにもオキアミの必要性について悩んでいました。
なので私も実際にオキアミ無しでどれくらい釣りに違いが出るのか実際に試してみることにしました!
今回の釣行の様子はYouTubeにも投稿しています。
こちらもご視聴頂けるととても嬉しいです!
エサ
本当は集魚剤を4袋~5袋使い、40cmバッカンを満タンにするのがいいのですが、やはりこれらマルキューの集魚剤は1袋1000円前後するので私的にはオキアミ無しでも3袋が限界でした。
なので増量と濁りを意識して精米所のヌカを足しました。
本当は練り餌と同じ成分のペレットが沢山入っている〝チヌパワーダッシュ〟を入れたかったのですが、売ってなかったのでこちらの3種にしました。
チヌパワーVSP
チヌパワームギスペシャル
V11
精米所のヌカ
V11のペレットとムギスペシャルのムギを主に食わせ、今回のポイントは水深が浅いので集魚力を重視した組み合わせにしました。
仕掛け
黒魂王も終わったので、最初はアウラのもう少し大きくて重たいウキを使っていたのですが、逆風が凄く遠投が出来なかったのでいつもの黒魂Aceに交換しました。
またこちらも驚いたのですが、ブログやYouTubeを見て頂いている方はご存じの通り、最近はピットブルというルアー用のPEをずっと使用しております。
中でもこの最近発売されたG5はPEなのに高比重で、フカセ用のPEG5+同じくらい沈みます。
更にオレンジ1色がとても見やすく、フカセ用ではないので「ウキが擦れたりして切れやすいのかなー?」と不安でしたが、1か月以上巻き替えずに使用しても1度も高切れはありませんでした。
そんな高比重高強度のPEラインなのに、なんとPEG5+よりも半額で買えちゃいます!
PEは潮による劣化が少ないので、巻き替え頻度も少なく済むのでこれはそこら辺のナイロンよりも高コスパです。
上記の理由からずっとピットブルG5を使用していたのですが、なんと最近の〝大知昭名人〟の釣行動画を見ると、こちらのピットブルG5を使用していたんです!
これには正直驚きましたが、ルアー用でもこれからは自信をもって使用できるようになりました。
釣り開始
これだけ撒き餌がパンパンにあると思いっきり撒けて嬉しいですね。
付けエサは練り餌3色とコーン、前回購入した活サナギを用意しました。
(練り餌メインで餌取りが多くどうしようもないときはコーンやサナギを試します。)
今日はオキアミが入っていない分遠投がしやすいので、普段攻められない沖でチヌの警戒心を解く遠投釣法でいこうと思います。
早速一投目を投入すると、仕掛けが馴染んですぐに道糸がすーっと走ります。
すかさずあわせると
小さいですが本命のチヌ(メイタ)です。
網から出さずにすぐに逃がします。
ちょうど正面から風が吹き、遠投しずらいので釣り座を少し移動します。
左向きに立ち、左側に仕掛けを投入することで、背中方面から風を受けるような立ち位置にしました。
これで更に投げやすく、遠くを攻めることが出来ます。
何投かしますがちょうど干潮で食いが渋いので、ご飯休憩にします。
朝相方が作ってくれた手作りサンドイッチを食べ、潮が満ち始めるまでのんびりしてから再開します。
釣りを再開後、仕掛けを投げ入れてすぐに道糸が走ります。
すかさずあわせると糸鳴りがし、めちゃくちゃ重いです。
久々にドラグを出されるほどの重い相手とゆっくりと慎重に格闘します。
浮いてくるとなんと
55cmのタモ枠に対してこのサイズ!
めちゃくちゃ良型です。
計ってみるとちょうど50cmあるかどうかでした。
きちんとしたメジャーで計るとギリギリなさそうな気もしますが、ここは歳無しとよばせてください。
後半戦
余韻に浸る間もなく、次の一投を投入すると
後打ち撒き餌を投げている傍からすぐにアタリます。
まあまあなサイズですが、先ほどのチヌを見ているので物足りません。
これもすぐに逃がすことにします。
その後もエサ取りにそれほど悩まされることなく良型が連発します。
先ほどの歳無し?をキープしているので、どちらもタモから出さず即リリースします。
遠投していることもあって良型チヌの警戒心が解けている気もしますし、なによりいつも練り餌を使うとフグやボラに邪魔されるのに、今日はさほど気にならずチヌばかりアタるので、オキアミ無しのマルキュー集魚剤効果でチヌだけが寄りやすい状況が作れているのかもしれません。
その後一時的にアタリが止まったので、休憩して飲み物を買いに行きました。
再開するとまた一投目からアタリます。
少し撒き餌に間が空いたからかまたドラグがでるほどの大物です。
良型ですが45cmくらいです。
サイズアップとはなりませんでした。
一応サイズを測ったりと弱らせてしまった可能性があるので持ち帰ります。
撒き餌に反応に変化が
その後は少し食いが悪くなってきます。
渋い中でもアタリを出していくのですが…
メイタばかりになってきました。
この間にフグもかなりアタっていて、遅れながらもエサ取り集団が寄ってきたという感じでしょうか?
オキアミよりは集魚力がないためエサ取りが寄るのが遅く、近くに居着いているチヌばかり寄ってきた。
そんな状況だったのでしょうか?はたまた潮の影響でしょうか?
真相は分かりませんが、撒き餌が無くなるまでもう少し続けていると
少しサイズアップしますが
先ほどまで釣れていた40cmオーバー達の気配はなく、フグがうるさくなってきて
撒き餌を撒き切ったので納竿としました。
まとめ
今回もメイタを入れると10匹以上と入れ食い状態でした。
ただオキアミを入れている時との違いは、遠投のおかげか全体的にサイズが大きくエサ取りが少なかったことです。
釣り場によってはまだまだオキアミが有効な場合もあるでしょうが、この暖かいシーズンはサバやフグに悩まされることが多いので、あえてオキアミは入れずにやっていこうと思います。
今回は練り餌に合わせるためペレットを意識した撒き餌にしましたが、近場の釣り場では付け餌も撒き餌もコーンのみのヌカパン激安釣行もできますし、サイズがでそうな釣り場かどうかでコーンと練り餌どちらをベースにするか変えてみます。
それでは今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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↓私が今回使用した竿
↓私が今回使用したリール
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