リールの傷消し方法【糸の出が良くなる】

道具紹介

皆さんこんにちは!
今日はリールの傷が気になってきたのでお手入れをしました。
皆さんにも傷消しの方法を共有したいと思います!

リールの傷消し

リールの傷がダメな理由

傷が入る理由

私はガサツなため、よく堤防にそのまま竿を置いてしまいます。
そういった時にリールも直に触れてしまう事で小傷が入ってしまいます。

そもそも傷が入らないように使用するべきなのですが、やはり面倒くさがって傷がついてしまう事はあります。

なぜ傷が入るとダメなのか

リールの傷はただの劣化で済む場所と、実際の釣りに大きく影響してしまう場所があります。
中でも実際の釣りに大きく影響を及ぼし、傷が入りやすい場所は下記の二点です。

赤丸部分

みっともない程傷まみれで申し訳ないのですが、ここの傷は釣りに重大な影響を及ぼします。

まずここに傷があると道糸がひっかかりスプールから糸が出なくなります。
ベールを上げている状態なのに、潮の流れに乗って自然とスプールから道糸がパラパラと出ていかない方はここに傷が入っている可能性があります。

また道糸が常に接触する場所ですので、知らず知らずのうちに道糸を傷つけてしまい高切れするリスクも増えます。

黄丸部分

こちらはアワセる時に道糸がかかる事が多い場所です。
アワセの時にここに傷が入っていると同じように道糸を傷つけてしまいます。

常に岩にこすりながら釣りをしているような状態になってしまいますので、ここに傷があるまま釣りをするのはとても危険です。

傷を消す方法

リールに傷が入っている事がどれだけ危険なことか分かっていただけたと思います。
それでは実際に傷が入ってしまった場合どうすればいいのかをご紹介していきます。

赤丸部分

こちらは実際に地面に接触することが多い部分となりますので比較的大きな傷が入りやすい場所となります。
手で触って明らかに凸凹していたり、ザラザラしている場合は傷の研磨が必要です。

※下記の方法は塗装が剥げてしまう荒業となります。
実際に行う際は自己責任でお願いします。

傷が深い場合は塗装が剥げる事を諦めて紙やすりを使って傷を小さくします。
おすすめは耐水紙の細目~極細目です。

通常の紙やすりでも良いのですが、耐水紙だと水につけて使用することが出来ます。
水につけて使用すると番手よりも更に滑らかに傷を整えることが出来るのでおすすめです

私は面倒くさがりなので400番で荒傷をとってますが、もっと細かく綺麗にしたい方は番手を徐々に上げながら磨くことをおすすめします。
(例)200→400→600→1000
全て水を付けて徐々に傷を細かくしていくイメージです。

黄丸部分、赤丸部分続き

黄丸部分はそれほど大きな傷が入ることは無いと思いますので、上記の過程は必要ありません。
また赤丸部分で上記の過程をおこなった方は、そのままですと少しざらっとした手触りになると思います。
そこから更に仕上げるために下記の工程をおこなってください。

使うのは極細コンパウンドです。
こちらは車用のもので問題ありません。

コンパウンドとは先ほどは紙で傷を滑らかにしましたが、今度は小さな粒子で更に傷を細かくするものです。
イメージは歯磨き粉のスクラブみたいな感じです。

こちらも本当は徐々に番手を上げていき、傷を極限まで滑らかにした方が良いのですが、私は面倒くさがりなので極細のコンパウンド1つで仕上げています。

使い方は簡単で、布に少量付けて傷が気になる部分を磨いていくだけです。

※コンパウンドも見た目は輝き綺麗になりますが、塗装の膜を薄くしてしまいます。
また、道糸に付くと劣化の原因にもなりますので巻き替え時などにおこなうようにしてください。

仕上げに

私は上記の方法で錆びたり困った経験は無いのですが、やはり購入時の塗装が剥げている分若干道糸にダメージを与える可能性があります。

繊細に気になる方は磨き作業の前に自身でマーカーで色を塗ったり、塗装したりした後にコンパウンドで磨くと更に新品並みの糸抜けに近づけると思います。

傷をつけない

繰り返しになってしまいますが、やはり一番良いのは傷をつけないことです。
私は初めてレバーブレーキリールを購入して2年以上こちらのラリッサ1本で様々な釣りをしてきました。

とてもお気に入りのリールなので、これまでの傷は出来るだけ綺麗にしながらこれから新しい傷をつけないようにもっと気を付けようと思います。

そこでリールカバーというものを人生で初めて購入してみました。

シマノのリールなのでシマノのリールカバーにしました!
ラリッサはMサイズがちょうどいいみたいです。
今度からはこれを使って持ち歩くようにし、使用中も出来る限り傷をつけないよう大事に使いたいと思います。

まとめ

そもそも傷を消すという事は今ある傷よりも細かな傷で隠すという行為です。
ですので考え方によっては傷を増やすことになり、リール自体を痛めてしまう可能性があります。

上記の観点から一番いいのはやはり傷をつけないように使用することです。

でも私たちは人間なので、魚を釣って興奮したり、逆に釣れなくて面倒に思ったりすることもあります。
そうした時についてしまった傷を消す最終手段の荒業として考えて頂けると幸いです。

それでは今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様の釣りのお役に立てるようなブログを執筆していきますので応援して頂けるととても嬉しいです!

↓私が普段使用している竿(チヌ竿にしては破格ですがとても使いやすいです)

↓私が普段使用しているリール(初めて買ったレバーブレーキでお気に入りです)

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