【チヌ】おすすめの釣り竿を価格別に紹介します

仕掛け解説

こちらの記事は過去にご紹介させて頂いたものとなります。
最新のおすすめロッドはこちら↓

チヌ竿

チヌ釣りをしてみたいなーと思ったとき、まず初めに迷うのが「どの竿がいいのか」ですよね。
そんな方が自分の予算にあった最高の竿に出会えるように、私が20年以上チヌ釣りをしてきた中で使ってきた竿を3段階の価格別に紹介していきます。

【入門用】とにかく安くてきちんと釣れる竿

4,000円〜
価格は最安値だけどきちんとチヌが釣れる竿。

【中級用】コスパ最強!安いけど高級竿に負けないくらいの使用感

10,000円〜
チヌ竿の中では比較的リーズナブルだけどしっかりと上級者向けの釣り方も可能なコスパ最強の竿。

【上級用】プロも使用する最高パフォーマンスの竿

60,000円〜
プロや大会常連者が使うチヌ釣り最高峰の竿。

チヌ竿の特徴

チヌ釣りは基本的に長くて柔らかい竿が好まれます。
風対策で海面に竿先を入れたり、しっかりと曲がる竿でチヌを暴れさせずに浮かせたり、柔らかい穂先でチヌに違和感なく食わせたりと様々な理由があるのですがここでは詳しい説明は置いておきます。

磯竿、チヌ竿を購入する際に『1.5-450』こんな数字が書かれていると思います。
これは竿の硬さと長さを表しています。
最初の数字は竿の硬さで1.5というのはチヌ釣りの場合はそこそこ強い設計です。
後の数字は長さでそのまま450cm(4.5m)の竿ですよいう事です。

まだ柔らかい竿に慣れてない方は、ちょっとしたトラブルですぐに穂先が折れてしまうので1.0以上の硬さをおすすめします。
長さは400前後が扱いやすいと思います。

私は現在0.8-530という設計の竿を使用しています。
ある程度柔らかい竿の扱いに慣れてきたら0.6-530、0.8-530くらいが使いやすいと思います。

【入門用】とにかく安くてきちんと釣れる竿

まずは入門用の最安値だけどきちんとチヌが釣れる竿についてご紹介します。

最初は万能竿などリールとセットで売られているような竿でも釣れないことはないのですが、釣りをしていると「投げ辛いな」「竿が曲がらずに面白くないな」と思うようになると思います。
というのも私は最初そうでした。

万能竿で投げ釣りをしたり、サビキをしたり、時にはチヌ釣りをしたりしていたのですが、まあ糸は出ないし釣れても竿の弾力がないためバラシが多くやりとりの楽しさもイマイチでした。
そんな小学生時代の私もお小遣いを貯めて、初めての磯竿を購入しました。
最初に買った竿は黄色い値札が付いて割引されており、4,000円くらいで買えたと思います。
(ちょっと竿の名前までは覚えていません)

そこで当時の竿と同じ価格帯・性能の竿を探してみました。

↓こちらの竿が入門用におすすめです!

初めてのチヌ竿はとても柔らかくて長いため操作が難しかったですが、魚をかけた時はフグでもしっかり竿が曲がりとても楽しかったです。

お気に入りの竿でしたがやはり子供です。扱いも雑で帰って手入れなんてしません。
穂先に絡まった糸を面倒くさがってブンブンと振り回して取ったのがキッカケでした。
取れたと思ってリールを巻いた瞬間穂先が内側に思い切り曲がり折れてしまいました。

その時はとてもショックでしたがおじいちゃんが折れた先に元々先端にあったガイドを付け替えてくれて、少し竿先は硬くなりましたが元通り使えるようになりました。

そしてお小遣いが貯まれば新しいセールの竿を買い、また穂先が折れておじいちゃんに詰めてもらうというのを成人するまで何度も繰り返しました…

このように最初は良い竿悪い竿関係なく必ずと言って良いほど1度は折ってしまうものです。
操作に慣れるまでは安い竿で充分ですし、普通に使いやすく釣れますのでこの価格帯の竿でまずは練習しましょう。

【中級用】コスパ最強!安いけど高級竿に負けないくらいの使用感

お次は柔らかい竿に慣れてきた方向けの竿になります。
やはり慣れてくると「もっと穂先の柔らかい竿でアタリをききたい」「糸の出がもっと良い竿を使いたい」という風に新たな悩みが出てきます。

じゃあ「プロや大会出場者が使うような竿を使えば良いじゃん」と思われるかもしれませんが、良い竿はやはりそれなりに良い値段がします。
私も未だに穂先を折ってしまう事もありますし、中々プロが使うような竿は買えません。
そんな中でも安くてしっかりとパフォーマンスを発揮できる竿もいくつかあります。

↓これが今私がメインで使用している竿です。

宇崎日新さんの竿は高級竿に負けないくらいしっかりとしたパフォーマンスがありながらも、とてもリーズナブルな価格で購入することができます。
私はこの竿の前も同じ宇崎日新さんから出ている「波動チヌ」を使っていました。

この「インヴィクタ チヌ」の特徴はラメの入ったカッコいいブラックカラーと、何といっても先端の特徴的なガイドです。
「波動チヌ」を使っているときは少しカラーが自分好みでは無かったのと、良くも悪くも特徴がない竿だったので「これがお気に入りの竿!」というのはありませんでした。
まあ普通に扱いやすいし釣れるし何より安いということで2~3年ほど使用したのですが、強風のライントラブルで穂先を折ってしまったことから買い替えることにしました。

そこで行きつけの釣具屋さんでチヌ竿を見ていると見つけたのがこの「インヴィクタ チヌ」です。
「波動チヌ」と同じ1万円代で手に入るのにこの真っ黒にラメ入ったかっこいいフォルムと、先端の特徴的なガイドに惹かれ即購入しました。
※後から調べて分かったのですが、ネット通販で購入した方が1,000円くらい安かったです…

使用感は確かに先端のガイドが特殊で外向きになっている分、少し糸抜けもよくライントラブルも減った気がします。(ほんと体感できるかできないかレベルです)
穂先がとても細く柔らかく、先調子というんでしょうか?粘り強く上げるというよりは、胴の力で強引に上げれるような感覚です。
穂先はアル中の人が持つと止まらなくなるくらい揺れ、繊細にアタリをきいてしっかり曲がるという印象でした。

今使っている竿に何かあったときはこの竿をリピートしたいと思っているくらいお気に入りの竿です。

【上級用】プロも使用する最高パフォーマンスの竿

最後は言わずもがなというようなCM等でよくみるアレです。
子供の時からの憧れで、釣り場で持っている人がいれば「お!あの人上手そうだな!」と思うような最高峰の竿です。

こればかりは私も使ったことがないのでレビューできないのですが、慣れてきてお金に余裕のある方や大会を目指す方は私なりのおすすめのご紹介いたします。

↓上級者にも特におすすめなのはこの竿

魚が穂先の存在に気付かない。究極の喰い込み性能を求めて。

私のように沈め釣りをする方はもうこの言葉で買うと思います(笑)
高級竿は10万円を超えるものも多々ありますが、こちらの鱗海スペシャルは6万円代と比較的リーズナブルな価格で手に入ります。

使ったことないのになぜこれをおすすめするかというと、私が昔からずっと欲しい竿だからです!
私が子供の頃からチヌの神と崇めてきたあの「大知 昭」さんや「百合野」さんが使用している竿です。
これは私も貯金を貯めて絶対に買おうと決めています。

トーナメントシーンを席巻するフラッグシップ。

こちらは鱗海シリーズの中でもスペシャルより少し高いアートレーターです。
大会に出場したり、しっかりと1匹1匹をどんな状況でも上げたいという方におすすめの竿となってます。

私も将来チヌ釣りの大会に出場したいとずっと思っているのですが、周りは全身シマノ完全装備みたいな方たちばかりなのでもう少しお金に余裕ができてからにしようと思ってます。
(私服でぬか撒いてたら逆に注目を浴びそうですが…)

大会は1匹の釣果で勝敗が左右しますが、突っ込まれて痛恨のバラシがあった時には「あー違う竿を使っていれば勝てたのに!」と悔しい思いをするでしょう。
そういった点でやはりこのアートレーターも「大知 昭」さんや「百合野」さんが常日頃から使用している竿なのでとても安心感がありますね。

まとめ

私がチヌ竿を購入するときは基本的にネットで口コミ等を見てから購入するようにしてます。
人によって釣り具にかけられる金額は全く違う中で、自分にあったのはどの竿なのかというのは中々調べても出てきませんでした。

この竿がおすすめです!というサイトを見てもなんだか本当に釣りをしたことある人なのかな?というサイトで信ぴょう性にかけます。
そんな中私が今まで実際に使用してきた竿を価格別に紹介すれば、自分に合った竿に出会える方もいるのではないかと思いこの記事を執筆致しました。

釣り竿も中古で買うという手もあるのですが、信頼できる中古ショップでない限りあまりおすすめできません。
というのもメルカリ等で出品されていたとしてもそれがどんな扱いをしてきて修理歴がどれくらいかなんて偽ってしまえば絶対に分からないからです。
竿は岩にぶつけたりして見えない傷がついていると、ちょっとした刺激で簡単に折れることもあります。
表面のコーティングが剥がれて糸がくっつきやすくなったりと、目では見えない使用感がありますのであまり中古の竿はおすすめしません。

それよりも自分の予算にあった良い道具を新品で購入することをおすすめします。

それでは今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様の釣りのお役に立てるようなブログを執筆していきますので応援して頂けるととても嬉しいです!

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