チヌフカセ釣り入門徹底ガイド【完全保存版】

仕掛け解説

これさえ読めば明日から始められる【チヌフカセ釣り】

ファミリーフィッシングで人気の波止で私がチヌフカセ釣りをしていると
「パパ見て!あの大きいの釣りたい!」
と子供の声が聞こえてきました。

それに対してお父さんは
「あれは上級者の釣りだから無理だよ」
と子供に教えています。

「私はただの釣り好きで上級者でもなんでも無いんだけどなぁ」
と恥ずかしく感じながらも40cm前後のチヌをポコポコと釣りあげていきます。

フカセ釣りは道具もいっぱい必要で難しい

そう思われがちですが全くそんなことないんです!
私はお金のない小学生の時から近所の波止でフカセ釣りをしています。

確かに突き詰めていくと「もっと数を釣りたい」「もっと大きいのが釣りたい」と欲は尽きずどんどん道具を買い揃えていってしまうのですが、そういった完璧な道具がないと釣れないわけではありません。

そこで今回はこれさえ見れば明日からフカセ釣りが出来る!
というくらい情報を詰め込んだフカセ釣り入門の完全保存版ガイドを作りました。
これからフカセ釣りを始めてみたいなと思っている方は是非とも参考にしてみてください。

釣り場

まずはそもそもですが釣りをする場所が無いと始まりません。
チヌは川でも海でも生息でき、様々な場所で釣ることが出来ます。

そんな中でも入門におすすめなのはやはりファミリーフィッシングで人気の防波堤です。
足場が良いため無駄なストレスやトラブルもなく、餌も常に入っているので比較的釣りやすい状況になっています。

こんな風に座って猫と戯れながら釣りもできます。

ただ注意点が2つあります。

1つは立ち入り禁止区域には絶対に入らないようにしましょう。
過去に水難事故が発生していたり、漁師さんの仕事の邪魔になってしまうような場所では立ち入り禁止になっている事があります。
そういった場所で釣りをするのはとても危険ですし、思いもよらないトラブルの原因にもなりますので絶対に立ち入らないようにしましょう。

2つ目はライフジャケットの着用です。
こちらは絶対ではないのですが、どれだけ流れが緩く足場の良い場所でも目に見えない潮の流れや障害物によって思わぬ事故が起きる可能性があります。
腰に巻くだけの簡単なタイプもありますので、出来るだけライフジャケットは着用するようにしましょう。

釣り場で出たゴミは必ず持ち帰るようにしましょう!

竿&リール

釣り場が決まれば次は必要な道具です。
まずは竿とリールですが、フカセ釣りをするなら磯竿やチヌ竿があると便利です。

ですがとりあえずやってみようという段階から数万円もかけて道具を揃えるのは難しいですよね。
実はあまり紹介されてないですが、こんなリール付きの入門用ロッドでもフカセ釣りって出来るんです。

操作性はあまりよくないですが、まずはこういった安価な道具で魚を釣る楽しさを味わうのがおすすめです。
釣具屋さんに行けば色々なリール付きの竿が置いてありますので、自分の好きな見た目のものを選びましょう。
※フカセ釣りは5m前後の比較的長い竿がおすすめです。

その他道具

撒き餌バッカン

フカセ釣りをしている人を見たことある人はこんな装備をイメージされるかもしれません。

確かにこういうバッカン等が揃っていると洗練されてかっこいいです。
ですが最初からすべてを揃えるのは中々難しいと思います。

実は私もバッカンを購入したのは数年前なんです。
それまではバケツに300円の杓を使っていました。
それでも充分釣れるので大丈夫です!

左側に写るバケツ、シャク、道具箱、ウキケースはすべて10年以上使っているものです。

こちらも釣具屋さんに置いてありますので、分からない時は店員さんに聞くなどして探してみましょう。

水汲みバケツ

それと水汲みバケツは手を洗ったり、釣り場を掃除したり、撒き餌を作ったりと様々な場面であると便利です。

こちらも釣具屋さんで1000円前後で購入できますので、自分の好きなデザインのものを買いましょう。
水汲みバケツはフカセ釣りだけでなくサビキ等様々な釣りであると便利です。

クーラーボックス

こちらは無くても大丈夫ですが、お昼ご飯や飲み物を入れたり、釣った魚を持ち帰るときにあると便利です。
チヌは大型だと40~50cmくらいの大きさが釣れますので、それくらいのサイズにするとよいかもしれません。

タモ網

小さい魚はタモなしであげることが出来ますが、大物が釣れた時にタモがなくてバラしてしまった時は相当なショックを受けます。
私も元々タモなしでやっていて、何度も上げる際に切れてしまい安価なものを購入しました。

必要な長さは堤防の高さによりますが、防波堤で釣りをするなら5m前後あると安心です。

これだけあれば充分です。
中にはなくても大丈夫なものや、他の釣りでも必要なものもありますので自身のスタイルに合ったものを購入しましょう!

仕掛け

ここから肝心の仕掛けです。
仕掛けも作ったことが無いという方は、糸を通すだけで全ての仕掛けが出来るセットもあります。

まずはこうしたセットを使って魚を釣ってみると「ここを変えたいな」という自分のイメージが出来てくると思います。
最終的には仕掛けの応用が出来るように針の結び方やサルカンの結び方は覚えたほうがいいですが、最初は既に糸が結ばれているものを活用しても良いと思います。

私も小学生の頃は小さい針を結ぶのが苦手で下記のような糸付きの針を使用していました。

すべての準備が出来たら後は餌だけです。
フカセ釣りは基本的に撒き餌を撒きながら釣りをします。

付け餌はたくさん種類があるのですが、まずは簡単に付けられて様々な魚が釣れる加工オキアミを使うのが良いと思います。

サイズや色は好みで良いですが、チヌ釣りをする際はL以上の大きいものがおすすめです。

また撒き餌は基本的に集魚剤という粉にオキアミを混ぜて作るのですが、こちらも最初は面倒な方はサビキに入れるアミエビをべちゃっと1回ウキに向かって投げるだけでも釣れますし、下記のように既に全て混ざっていてすぐに使えるタイプもあります。

基本的な撒き餌の作り方は下記のような集魚剤2袋にオキアミ3キロが良いと言われています。

ですが私は今でも全部使うと高いので精米所のヌカを混ぜたり、オキアミは半分の1.5キロにしたりしています。
いっぱい混ぜなきゃ釣れない!ということは無いです。
私のおすすめの配合などはお伝え出来るのでお気軽に質問してください。

釣り開始

ここまで揃えばあとは釣るだけです。
最初はボウズかもしれませんし、ビギナーズラックで巨大魚を釣りあげられるかもしれません。

確かに道具の差はそれぞれでありますが、それでも私は子供の頃バケツにヌカとアミエビを詰め込んで1500円の竿でチヌを釣っていました。

ですので釣れないということは無いので一気に道具を揃えなくても少しずつ揃えながら出来ることを増やしていくのが良いと思います。

また釣りは自然を堪能し楽しむものです。
釣れない時は悔しいですが、どれだけうまいプロの方々でも潮や時期が悪いと何度も連続でボウズになることもあります。

自然が相手なので釣れない時は仕方がありません。
釣りあげることだけじゃなく釣りをすること自体を楽しみましょう!

私の道具

最後に私が少しずつ揃えてきて2023年現在実際に使用しているおすすめの道具一式もご紹介致します。

竿

シマノの竿で一番安いやつです!
安いからと言って性能が悪いわけでもなく、私はこの1号竿で巨大なトビエイもあげてます。
コスパ最強の竿です。

リール

こちらもリーズナブルなレバーブレーキリールです。
見た目がかっこよくて初めて買ったレバーブレーキリールで未だに現役です。
ただレバーブレーキは一度も使ったことがなくほぼ飾りになってます…

バッカン

こちらも初めて買ったバッカンですが未だに現役です。
黒でかっこいいやつを買いました。
ロッドホルダーはよく使うので付いているものが良いと思います。

タックルボックス

これは今年の初売りで買いました!
道具が綺麗にまとまって取り出しやすくなったのと座れるのが便利です。
とにかく黒でカッコよくて道具が綺麗にまとまったので嬉しいです。

クーラーボックス

こちらも今年の初売りで買ったものです。
本当は黒がいいんですが、黒のクーラーボックスってあまりないんですよね。

これの良いところは両面どちらからでも開くのと、中に小分けできるボックスがあるのでご飯と魚を分けられることです。
パステルカラーも可愛いので気に入っています。

まとめ

以上がフカセ釣り入門に必要な道具一式となります。
こうして並べると道具がたくさん必要に見えてしまいますが、中には必要ないものや他の釣りでも必要なものもありますので、既にお持ちの物も多いと思います。

フカセ釣りは難しいイメージがどうしてもあって、私は20代ですが同世代の友達でやっている人は1人もいません。

ですが釣りの中で私が一番興奮して、大物を沢山釣れて、とても楽しい釣りなので是非興味を持っていただけるととても嬉しいです!

それでは本日の記事はこれで終わりとさせて頂きます。
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