キャスト方法解説【大知投げ・百合野投げ】

釣り日記

最近動画を見て頂いた方よりキャスト方法についてのご質問を頂く機会が多いです。
ですので今回はキャスト方法について解説したいと思います!

YouTubeでは実際にエサを付けて投入しながら解説していますので、こちらの方が分かりやすいと思います。

今のキャストにたどり着いたきっかけ

私自体あこがれの〝大知昭〟さんや〝百合野崇〟さんの動画を沢山漁って、練習してきた結果今の投げ方が出来ています。

ですがまだまだ未熟ものですので、ご本人様方とは若干の違いがあるかもしれません。
大知昭さん自身が大知投げを解説している動画もYouTubeにはありますので、本格的に大知投げを勉強したい方はそちらをご視聴になった方がよいかもしれません。

この投げ方の理由

普通は竿と道糸を持ってエサはぶらんとさせたまま投げると思います。

この投げ方をする理由は沢山あって
・エサが外れにくい
・安定してまっすぐ遠投できる
・エサ先行で投げられる
・周りに障害物があっても投げられる
・ライントラブルが少ない

と様々なメリットがあります。

キャスト方法

それでは実際の投げ方を解説していきます。
この投げ方なら後ろの障害物に合わせて右投げ左投げ両方に対応できます。

右投げ

エサの上部30~40cmあたりを人差し指と親指でつまみます。

そして右手はレバーを使って道糸を抑え、ベールを開きます。
※レバーがないリールは通常通り竿に道糸を抑えて大丈夫です。

そのまま左右の余った手で竿を握ります。
この時右腕の外側を仕掛けが通るように、左手は下から持つのがポイントです。

あとは竿を肩に乗せるような感覚で、まっすぐ後ろに振りかぶります。
この時仕掛けを張ることと、ウキの重心を後ろにかけることで竿の弾力を使います。

そのまま真っすぐ振り下ろすと同時に左手に持ったエサを離します。

左投げ

次は同じことを反対向きでやるだけです。
右巻きの人は投げた後そのままの姿勢でリールを巻けるので、左投げの方がやりやすいと思います。

エサの右手で持ち

左手でレバーを使って道糸を押さえ、ベールを開きます。

余った指で竿を持ったら、左肩に担ぐようにまっすぐ振りかぶり

そのまま振り下ろします。

練習あるのみ

最初はエサを持った手で下から竿を持つ

これが中々よくわからなくて苦戦しました。
これは動画を見ながら自分の手とどこが違うか見比べてまずは持ち方を覚えた方がいいです。

持ち方が分かれば次はエサを離すタイミングと、後ろに重心をのせる感覚が難しく感じると思います。
これはひたすら練習するしかないですね。

私も最初は全然飛ばなくてふわーんと目の前に落ちたり、手を離すのが遅かったり持つ場所が短かったりしたせいで針が手に刺さったりと、沢山失敗しました。

それでも中々アタリが無いときなど「今日はキャストを覚える日」と自分の中で決めてひたすら投げていると、全然力で振っていないのにシュルシュルとまっすぐ遠くに飛んでいくことが何回かありました。

その感覚を覚えたら自然と今の投げ方が出来るようになりました。

障害物によっては斜めに振りかぶったり、横に振りかぶったりすることでどんな場面でも投げられます。
ただ私は投げ辛い場所、棒ウキの時は普通のキャストに戻すこともあります。

大知昭さんと百合野崇さんの違い

師匠の大知昭さんと百合野崇さんの動画で勉強していると、お2人が少し違う投げ方なのに気付きました。

大知昭さんは竿の胴までしっかりと重心を乗せて比較的ゆっくり振り下ろし竿の弾力をうまく使った投げ方をされます。

百合野崇さんは同じような投げ方なのですが、それほど後ろに重心をかけず竿をシュッと前方に振るパワーで投げられている感覚です。
※勝手なイメージです

大知昭さんは力を使わず、百合野さんはよりスマートに早い動きで

そんな印象を感じました。
やっていることは同じでもやはり人それぞれ違いが出るようですね。

まとめ

今回はキャスト方法について解説しましたが、もちろん「この投げ方が一番いい」とか「この投げ方じゃないとダメ」というものではありません。

「遠投したいけど練り餌が外れちゃった」「横に人がいるから投げ辛いな」
なんて時はこういう投げ方があるということで是非一度練習されてみてはいかがでしょうか。

それでは今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様の釣りのお役に立てるようなブログを執筆していきますので応援して頂けるととても嬉しいです!

↓私が普段使用している竿


↓私が普段使用しているリール

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